厚生労働省が提唱していて、時々耳にするポータブルスキルという言葉。
「なるほど」と思ったので記事にしてみます♪
コンテンツ
ポータブルスキルって一体何?

ポータブルスキルとは英語では「portable skill」で、直訳すると「持ち運びのできる力」という意味になります。
厚生労働省では、ポータブルスキルを「業種や職種が変わったとしても通用する、持ち運び可能な能力」と定義しています。構成要素としては下記の通りはっきりと示されています。
ポイント
【専門知識・専門技能】+【仕事のしかた】+【人との関わり方】
英語のTOEICの点数やパソコンスキル、自動車免許職などの【専門知識】や【専門技能】は確かに大事です。しかし社内でしか通用しない専門の知識や技能は3~4年で廃れてしまいます・・・また異業種や異業界、また同業種・同業界であっても転職などで会社が変わってしまえば、全く役に立たなくなってしまうこともあり、持ち運べない可能性が高いです。
それとは対照的に10年以上学習塾でマネージャーとして勤めていた人が、携帯電話ショップのマネージャーへ転職して大成功するという事例もあります。一見ぜんぜん違う仕事に思えますが、なぜでしょうか?
学習塾に必要な親御さんへ丁寧に営業できたスキルは、学生が買いに来ることが多かった携帯電話ショップで実際にお金を出す立場の親に対して営業することできたからです。また10数人の学生やパートなどをまとめていた状況がそっくりそのままマネジメントへ活かされたようです。
仕事のあり方が変化してきていて終身雇用がなくなる一方で、寿命が延び人生100年時代とも言われるこれからの時代においてはこのように持ち運び可能な「ポータブルスキル」が必要となってきています。
では同業種・同業界以外での転職をする必要がある場合、どのような「ポータブルスキル」が必要になってくるのでしょうか?この記事では「仕事の仕方」と「人との関わり方」について深堀りしたいと思います。
↓すでに転職活動をはじめるつもりの方はこちらの記事もご覧ください。
-
-
【法人ルート営業職】中小企業への転職の手順マニュアル【転職5回・営業10年】
仕事のしかた【4つのポイント】

この【仕事のしかた】を一言であらわすなら【段取り力】と言い換えることができます。
これまでの経験や身につけたスキルが職場限定のものではないかをチェックしましょう。仕事をすすめる上でのスキルのうち、ビジネス全般で通用するスキル → 業界や職種で共通するスキル → その組織の中でのみ通用るスキル、の優先順位を意識しましょう。
【成果をあげるために重要な4つの行動】
①現状把握
課題設定に先立つ情報収集の方法や内容を把握し、情報分析などをする。
②課題設定
設定する課題の内容(会社全体、事業・商品、組織、仕事の進め方の課題)を設定する。
③計画立案
計画の期間、関係者・調整事項の多さ、前例の有無などを確認しておく。
④実行
本人の役割、スケジュール管理、関係者、柔軟な対応の必要性、障害の多さ、成果へのプレッシャーなど、柔軟な対応の必要性、予想のしやすさなどを考慮しておく。
人との関わり方【4つのポイント】

この【人との関わり方】については、一言で言うと【愛嬌】や【人柄】という言い換えることができます。
興味のない事でも、心から興味を持つようにして、愛想良くおおげさに接してみるなども1つの手法としてはありです。かならずしも言葉によらない表情や雰囲気作りも効果的なようです。また自分の弱さを開示することも場合によっては味方を作ることになります。
会社においては主に4つの方向に対しての人間関係があり、この4つのうちの自分がどれが一番得意であるかを認識し、はっきり言語化できることが大切です。
あなたも恐らく「これは得意だけど、これは苦手だ」という人間関係があるのではないでしょうか?
【対人マネジメントで重要な4つの方向】
①社外対応(顧客・パートナー)
顧客・取引先・対象者の数、関係の継続期間、関係構築の難易度を考慮する。
②社内対応
社内での役割や立ち位置をを考慮する。
③上司との関わり方
指示に従う必要性、提案を求められる程度や期待値を考慮する。
④部下との関わり方
部下の人数、評価の難しさ、指導・育成が必要なポイントを考慮する。
「あの人のために何かしてあげたい」と思わせたら勝ちです!
↓社内外の人付き合いのコツ
-
-
【営業マン要チェック】知らないうちに嫌われている?【3選】
↓上司との関わり方のコツ
-
-
【若手社員必見!】上司に気に入られる3つの方法
時代が目まぐるしく変わってきていますが、今回の内容は会社で働く上で避けては通れない事であるとともに、普遍的な能力に近く、それが自分自身のスキルになるという事を認識できました。
これらのことを意識しながら仕事において成長をはかり、どんな時代でも生きていけるよう準備しておきましょー♪
【最後に】法人ルート営業職なら転職エージェントがおススメです【おススメは3社】
この記事では「ポータブルスキル」というテーマでご紹介しましたが、この記事の内容を頭に入れておくだけで転職活動をする際に、他の求職者と大きな差がつくと思います。
実際に利用したエージェントを紹介しますので、転職活動して短期間で決めたい場合はぜひ登録してみましょう。
転職サイトに登録して眺めていても



という方は転職エージェント(転職支援サービス)を利用してみてください。
様々なサービスを受けられますが、相性や求人内容の違いもあるので併用がおススメです。
・専任のコンサルタントがついてくれる
・どんな会社に入りたいか、どんな会社に入れるのか絞ってくれる
・インターネットで公開していない非公開求人を紹介してくれる
・書類や面接の対策をしてくれる
・面接や入社日程の調整をしてくれる
・給料や条件の交渉をしてくれる
・退職のやり方や入社後のアフターフォローをしてくれる
など
しかもいずれも登録およびサービスの利用料は基本的に無料です!
リクルートエージェントで転職活動
リクルートエージェントは業界最大手で、転職はこちらのサービスだけで事足りてしまうほどの求人数とサービスがあります。
個人的には面接対策セミナーが転職活動におけるモチベーションやノウハウをつちかう助けになりました。
ポイント
業界ナンバーワンの圧倒的な求人数
有名企業の転職先候補が多く、たよれるコンサルタントが手厚くフォロー
全国の各世代、特に20代~40代の求職者の転職に強い
履歴書・職務経歴書・面接の添削や、年収・条件・入社日程に至るまで、転職活動に関わるサポートまでしてくれます。
マイナビエージェントで転職活動
マイナビエージェントは求人数・情報量が多く、こちらで決まって働くことになった会社があります。サービスとしてはリクナビと近く、営業の転職エージェントとしては2強だと思っています。
志望会社に内定いただいた際には、個人的にお祝いをしてくれました。
ポイント
事務的ではなく親身なサポート
思いもつかなかった中小企業の幅広い転職先候補を紹介してくれる
首都圏・関西圏の20代30代の若手求職者がターゲットユーザー
志望動機をはっきりさせる、強みをいかした職務経歴書の書き方、面接でのアピールの仕方、退職サポートに至るまで、転職活動に関わるサポートまでしてくれます。
パソナキャリアで転職活動
パソナキャリアは元々派遣を中心に人材サービスを展開していた大手総合人材企業ですが、転職サービスに力を入れていて女性や中年~シニアの雇用創造も行っています。
面談したオフィスは清潔感があり、必要以上に連絡はかかってこないですが、お願いしたことはきっちりフォローしてくれました。
ポイント
リクナビ・マイナビと比べると良くも悪くもドライであっさりしたサービス
思いもつかなかった中小企業の幅広い転職先候補を紹介してくれる
関東・関西・東海地方エリアがの24~49歳の求職者がターゲットユーザー
リクナビ・マイナビのあわせて登録しておけば求人を補完してくれて、相性の合うコンサルタントと出会う助けになります。